不動産投資>少額で投資できる♪【不動産投資信託】の魅力とリスクとは？

不動産は証券化すると大きな売却益は
見込めませんが、その反面、長期的に賃料収入を
得ることが可能です。
現物での不動産投資よりも少額での投資が可能で、
市場で売買できる投資商品として人気があります。
「不動産投資信託」は、マンションやオフィスビル
などの不動産を投資の対象として運用するファンドの
一種です。

投資家から集めた資金を元に投資信託委託事業者
などが運用し、得られた賃料収入や売却益を投資家に
配当として分配するシステムです。
アメリカではこの仕組みは「リート（REIT＝Real
Estate Investment Trust の略）」と呼ばれており、
日本でもこれに倣って「J-REIT」と呼ばれています。
平成13年に、東京証券取引所で不動産投資信託専門の
市場が開かれ、普通の上場株式と同様に個人が自由に
売買することが可能になりました。

単独の不動産投資信託だけでなく、複数の
不動産投資信託を組み合わせた「ファンド・オブ・
ファンズ」という商品も見られます。
株式の投資信託と同様に、１万円程度の資金でも
投資できるようになっています。
不動産投資信託には、賃料収入の減少、金利の上昇が
原因となる借入金の利息の増加、天災による不動産の
損壊、などのリスクがあります。
不動産投資信託を購入する際は、商品の特徴を十分に
理解して検討する必要があるでしょう。